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※本製品は、研究用途のみの化学物質原末としての販売です。医薬品ならびに個人消費向けでは御座いません。

β-Nicotinamide mononucleotide / β-ニコチンアミドモノヌクレオチド (CAS 1094-61-7)

Nicotinamide mononucleotide,ニコチンアミドモノヌクレオチド,CAS 1094-61-7,C11H15N2O8P,オリエンタル酵母工業,NMN,β-Nicotinamide mononucleotide
Nicotinamide mononucleotide(ニコチンアミドモノヌクレオチド)は、補酵素NAD+の中間代謝産物で、NMN 、Nicotinamide ribotide(ニコチンアミドリボチド)などとも呼ばれています。Nicotinamide mononucleotideは、近年糖尿病、神経変性疾患、心疾患など、加齢に伴った疾患の予防・診断(アンチエイジング)などへの応用が期待されています。

概要

Nicotinamide mononucleotide(ニコチンアミドモノヌクレオチド)は、NMN、Nicotinamide ribotideとも呼ばれる補酵素「NAD+」の生合成中間代謝産物です。生体内では、Nicotinamide(ニコチンアミド)からNamptによりNicotinamide mononucleotide(ニコチンアミドモノヌクレオチド)が生産されます。オリエンタル酵母工業株式会社では、Nicotinamide mononucleotide(ニコチンアミドモノヌクレオチド)を独自の製法により高度に精製致しました。Nicotinamide mononucleotide(ニコチンアミドモノヌクレオチド)には光学異性体としてα、βの2種類存在しておりますが、オリエンタル酵母工業株式会社のNicotinamide mononucleotide(ニコチンアミドモノヌクレオチド)は、β-Nicotinamide mononucleotide(β-ニコチンアミドモノヌクレオチド)です。

NAD+はすべての生物種に存在し、酸化還元を担う補酵素として古くから知られていますが、近年の研究から、NAD+依存性脱アセチル化酵素Sirt1、Sirt3に代表される「サーチュイン」との関連も注目されています。特に、Sirt1は老化に関わる様々な生命現象を制御していることが報告されており、レスベラトロールに代表されるSTACs(Sirtuin / SIRT1-activating component)によるサーチュインの活性化に伴う「アンチエイジング効果」に高い関心が集まっています。一方、サーチュインが「NAD+依存性」であることから、細胞内のNAD+を上昇させることでSTACsと同様の効果が得られることも期待されており、NAD+の中間代謝産物であるnicotinamide mononucleotide(ニコチンアミドモノヌクレオチド)に関しても同様に注目が集まっています。

Nicotinamide mononucleotide(ニコチンアミドモノヌクレオチド)の生体内への取り込み及び、作用機序に関しては不明な点も多く、研究が進められているが、近年マウスへのNicotinamide mononucleotide(ニコチンアミドモノヌクレオチド)投与実験から、高脂肪食負荷に伴う耐糖性異常の改善1)、老化に伴ったミトコンドリアの機能低下の改善2)、虚血再灌流における梗塞巣の減少3)が報告されています。また、マウスへの長期摂取実験から、老化に伴う神経幹細胞の減少を抑える効果4)が報告されています。糖尿病や神経変性疾患、心疾患など、加齢に伴った疾患の予防・診断への応用によりアンチエイジングへの期待が高まっております。

製品仕様

用  途       :研究用試薬
製品形態       :粉末
保存条件       :-20℃以下
純  度       :≧95% (HPLC)
265nmでの分子吸光係数:4200±200 L・mole-1・cm-1
水  分       :<8 %

基礎データ

化学式

C11H15N2O8P

分子量

M.W. 334.22

価格

製品番号包装 
445010001 g

参考文献

1) Yoshino J, Mills KF, Yoon MJ, Imai S (2011) Nicotinamide mononucleotide, a key NAD+ intermediate, treats the pathophysiology of diet- and age-induced diabetes in mice. Cell Metab. 14 : 528-536
2) Gomes AP, Price NL, Ling AJ, Moslehi JJ, Montgomery MK, Rajman L, White JP, Teodoro JS, Wrann CD, Hubbard BP, Mercken EM, Palmeira CM, de Cabo R, Rolo AP, Turner N, Bell EL, Sinclair DA.(2013) Declining NAD+ induces a pseudohypoxic state disrupting nuclear-mitochondrial communication during aging. Cell 155 : 1624-1638
3) Yamamoto T, Byun J, Zhai P, Ikeda Y, Oka S, Sadoshima J. (2014) Nicotinamide mononucleotide, an intermediate of NAD+ synthesis, Protects the heart from ischemia and reperfusion. PLoS One. 9 : e98972
4) Stein LR, Imai S (2014) Specific ablation of Nampt in adult neural stem cells recapitulates their functional defects during aging. EMBO J. 33: 1321-1340

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※本品は研究用試薬であり、医薬品ではありません。