オリエンタル酵母工業株式会社 バイオ事業本部


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酵素について

オリエンタルの酵素は独自の、きわめて効果的な系統的イオン交換クロマトグラフィー及びゲルろ過等を用いて混在活性を注意深く除き、且つ比活性の高い高度に精製された製品です。精製技術の進歩は日進月歩であり、当社でもアフィニティクロマトグラフィー1)、循環ゲルろ過法2)、水素結合クロマトグラフィー3)−5)等に加えて、新しい酵素の分離精製法の開発を通して、高品質の製品を安価に供給できるよう鋭意努力を続けています。

  1. I. Takagahara, Y. Suzuki, T. Fujita, J. Yamauchi, K Fujii, J. Yamashita & T. Horio, J. Biochem.、83、585-597(1978)
  2. 鈴木康生、高河原勇、藤田剛、藤井克美、堀尾武一
    生化学、47、632(1975)
  3. 藤田剛、高河原勇、鈴木康生、藤井克美、堀尾武一
    生化学、49、890(1977)
  4. T, Fujita, Y. Suzuki, J. Yamauchi, K. Fujii, J. Yamashita & T. Horio J. Biochem.、87、89-100(1980)
  5. 藤田剛、鈴木康生、山内惇一、高河原勇、藤井克美、山下仁平、堀尾武一
    蛋白質・核酸・酵素、別冊22、93-100(1980)
酸素の用途に関する文献として御利用下さい。
  1. Fujita, T., Takata, S., & Sunahara, Y.(1993)Clin. Chem. 39, 2130-2136.
    “Enzymatic Rate Assay of Creatinine in Serum and Urine. ”
  2. Fujita, T., Hamasaki, H., Furukata, C., & Nonobe, M. (1994)Clin. Chem. 40, 763-767.
    “New Enzymatic Assay of Iron in Serum. ”
  3. 藤田剛(1995)検査と技術 23(4), 318
    “アコニターゼを用いた血清鉄の新しい酵素的分析法”
  4. 古堅千鶴,藤田剛(1995)検査と技術 23(10), 820
    “酵素法によるUIBCの測定”
  5. Fujita, T., Kawakami, Y., Kohda, S., Takata, S., Sunahara, Y. & Arisue,K. (1995) Clin. Chem. 41, 1302-1305.
    “Assay of Magnesium in Serum and Urine with Use of Only One Enzyme, Isocitrate dehydrogenase (NADP+).”

酵素名

本Webサイト掲載の酵素名は汎用名、系統名、酵素番号ともに「国際純正応用化学連合及び国際生化学連合」の酵素命名法についての勧告(1992)“Enzyme Nomenc1ature”,Recomendations(1992)of the Nomenclature committee of the“International Union of Biochemistry and Molecular Biology”, あるいは“Methods in Enzymology”, Academic Press, New Yorkもしくは“Enzyme Handbook”, Gese llschaft fur Biotechnologische Forschung mbH.の何れかに従って表現されています。

酵素活性単位

カタログ記載の酵素活性単位は国際生化学連合の勧告に基づき(1964年)定められた標準条件下で、1分間に1μmoleの基質の変化を触媒する酵素量と定義された国際単位あるいはIUを用いています。

規格

オリエンタルの酵素の規格には、厳しい規格が設けられています。
特に規格中で重要なポイントになる混在活性については、そのレベルを酵素活性に対する百分率(%)で表現しています。

オリエンタルの酵素はいずれも体外診断用医薬品および研究試薬であり、当社では高純度酵素の必要性を深く認識しております。
各製品の混在活性を綿密に分析し、それが規格レベル以下であることを保証しています。尚、それぞれの分析値は全製品に分析書として添付されています。
規格の異なる酵素をご要望の場合は、直接バイオ事業本部までお問い合わせ下さい。

形態

オリエンタルの酵素には次の5種類の形態があります。

  1. 硫安を含む凍結乾燥物
  2. 硫安懸濁液
  3. 硫安を含まない凍結乾燥物
  4. その他の溶液(食塩溶液等)
  5. 50%グリセロール溶液

オリエンタル規格コードの数字が形態を示しています。
例えば、G-6-PDH-01はグルコース-6-リン酸脱水素酵素の硫安を含む凍結乾燥物、G-6-PDH-02は、硫安懸濁液を、G-6-PDH-05はグリセロール溶液を意味しています。

活性測定法

酵素測定条件は、反応に用いられる基質・賦活剤・緩衝液の濃度、pH等について当社の研究成果を最大限生かして定められています。
尚、当社では活性測定時の反応温度を主に25℃に固定しています。
また比活性は蛋白質 1 mg当りの国際活性単位、即ちIU/mg proteinで表現しています。

基礎データ

本カタログに掲載されている基礎データは各製品の一般的な性質を表しております。
またデータ中にあるGTAバッファーとはpH緩衝作用の幅が広く、特に対象となる酵素に対して阻害作用等がない場合はこれを用いています。

組成:等モル濃度のβ:β'-ジメチルグルタル酸、トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン、
2-アミノ-2-メチル-1:3-プロパンジオールの溶液を塩酸あるいは水酸化ナトリウムで目的のpHに調整しています。